各種技法について
各種技法について
当相談室では相談者様の症状やお悩みに応じて、さまざまな技法を用いています。
ここでは各種技法の特徴についてご紹介します。
ここでは各種技法の特徴についてご紹介します。
ホログラフィートーク
軽度の催眠状態で、イメージの中でトラウマを負った過去に立ち戻っていただき、そのときに本当に取りたかった行動を完遂させる技法です。相談者様が新しい力を得て、自分らしく日常を過ごしていけるよう支援します。
EMDR(眼球運動による脱感作と再処理)
トラウマを引き起こした最初の記憶を想起しながら、カウンセラーの指の動きを目で追っていただきます。そうしているうちに、頭に浮かんでくるイメージを掘り起こしていきます。この作業により、トラウマによって植え付けられたネガティブな信念が消え去り、ポジティブな信念に植え替えることが可能です。
TFT(思考場療法)
心理的な苦痛や、心理的な原因で発生する身体症状をツボ刺激によって和らげていきます。ご自身で手順に沿ってツボをトントンと刺激するだけなので、誰でも簡単に行うことができます。副作用がないうえ、症状の改善率が高い点がこの技法の特徴です。
自我状態療法
人はさまざまな場面で人格を使い分けています。職場で見せる顔と恋人の前で見せる顔はまったく違うことでしょう。健常な方はそれらの人格を上手に使い分けて生活できるのですが、トラウマを抱えている方は簡単な刺激で人格をコントロールする力を失ってしまいます。自我状態療法では催眠下で相談者様の中にいるさまざまな人格に話しかけ、トラウマを癒やしていくことで、主人格に統合していきます。
ブレインスポッティング
EMDRから派生した心理療法です。トラウマによる苦痛を感じながら、空中のある特定のスポットを注視します。じっと凝視している間にその苦痛がさまざまな形に変化していき、最終的には完全に取り去られていくという技法です。